茨城 太田市〉人生最長の待ち時間を体験。これ以上はないと思われます！

こっそり教えるおいしいお店。
ふらっと立ち寄って感じが良かったお店、おいしかった料理を中心にご案内。そして、ワインがたらふく飲めて、安くて、満足できるお店もご紹介。通販で買えるワインだってご紹介。さて今日、こっそり教えるおいしいお店は・・・

私の中では、食事待ち時間最長のお店です。（笑）

時間は後ほど記載するとして、こちらのエリアには一泊旅行で訪れました。

折角、いつもと違う場所に行くわけですから、おいしいものが食べたいねという気持ちもあり、道中、ネットで検索。見つけたお店がこちらです。

慈久庵
0294-70-6290

茨城県常陸太田市天下野町2162
https://tabelog.com/ibaraki/A0805/A080502/8000227/

なんとお蕎麦のお店で食べログスコア4.0以上！

2018年、2021年とブロンズを受賞。

百名店にも何度も選出。輝かしい功績です。

目的地からは少しはずれていますが、こんなの見たら行くしかないですよね。

ただ、他の方のレビューを見て気になったのが、

・営業時間　14:30（ただし、蕎麦が、なくなり次第終了）

・席に案内されて料理が出てくるまで1時間…

これはまずい！

ナビによると到着は14:20頃・・・

果たして空いているのか？

到着とともに、急ぎ暖簾をくぐります。

名前を告げると、その後、店主は外に。

どうやら本日は私達で終了らしい。！間に合ったぁ！

で、冷静に待合スペースを見渡すと、ここで靴を脱いでスリッパに履き替えるらしい。下駄箱もありますので。

でも・・・スリッパがない！何故ならば、待合スペースは溢れんばかりの人だから。

えーっ。仕方なく裸足で、しかも椅子なんて足りていないわけですから、立って待ちます。

ここでふと頭をよぎったのが、2番目の懸念点。席に案内されても当分、料理は提供されない・・・

果たしていつになったら蕎麦にありつけるんだろう。でも、ここには2度と来れないと心に誓い、無心で待つことを決めます。

1時間が過ぎ、スリッパ、椅子を手に入れ、周りの方々の会話を耳をダンボにして聴きます。

かれこれ2時間近く待っているそうな…

これは、蕎麦待ち耐久レースで最も長い時間となりそうです。2時間有れば飛行機で沖縄まででも行けちゃいそうです。

確かに考えてみれば、こちらのお店が11:30にオープンし、お客様がどっと押し寄せ、料理の提供まで1時間かかるとすると、お客様は滞留し、閉店間際に来た客は最長の待ち時間を体験する事になるんです。

結果、2時間で前に待っていた組と同じタイミングで席に通されました。

ここから注文のタイミングがミソ。

以前、同じように蕎麦屋で待たされたことがあるとですが、それは、店主が料理を始めると厨房から出てこない。こちらのお店ではないのですが、それに痺れを切らしたお客さんが厨房まで注文しに行くと、『後で行くから』と怒られていました。

その経験を鑑みると、前のお客さんの注文のタイミングで、こちらも注文する作戦に。

お陰で20分で料理が出てきました。

注文は、

せいろ蕎麦（1,200円）と地葱の天ぷら（600円）

蕎麦つゆは甘くなく、私好み。

蕎麦の弾力もいい感じ。蕎麦の香りも楽しめる風味豊かな蕎麦です。

そして、地葱の天ぷら。揚げたて、衣もパリッとして葱本来の味を堪能できる逸品。

新鮮だから味わえる、葱の苦味と甘味。蕎麦のお供に最高です。日本酒でも一緒にいただければほかったかも。

時がゆっくり流れるお店。

都会の喧騒から逃れたこんな時間の過ごし方もいいですよ。

慈久庵
0294-70-6290
茨城県常陸太田市天下野町2162

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