祭り屋台の焼きそば手配は私に任せて

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どっちがお得 素人のお祭りの屋台 焼きそばの鉄板は買う? それとも 借りる?

お祭りでおいしい焼きそばを焼こう。 鉄板の手配は任せて!

おいしい焼きそば

このシリーズでは、

私たちが作るおいしいと評判の屋台の焼きそば。その作り方(レシピ)を事細かに紹介します。

町内で人気の焼きそばの味ですので、他の街での出店者、学園祭・文化祭の方に広がればそれはそれでうれしいです。

 

■屋台で焼きそばを焼くための機材関連

まず、「焼き」を始める前に機器に手配をどうするか判断が必要ですよね。

焼きそば屋台で必要なものの大まかなところは・・・

【焼くための機材】

(1)鉄板 ※

(2)プロパンガス

  これは、LPガスを扱う地元の業者さんに相談してください。

(3)ヘラ

(4)バット (焼きあがった大量の焼きそばをいったん上げる)

(5)はかり (パック詰め計量用)

(6)パック (販売用容器)

(7)割りばし

(8)レジ袋 (複数お持ち帰り)

 

こんなところでしょうか。

この中でも特に、鉄板をどうするかが私たち仲間の中で長いテーマになっていました。

屋外で行うので、LPガスを使うのが一般的かと思います。

勿論、電源コードをひっぱってホットプレートで・・・なんて考える人もいるかもしれませんが、フランクフルトを販売するならまだしも、家庭用のホットプレートでは屋台の焼きそばは作れません。

おいしい焼きそばを作るには火力の強いLPガスと鉄板の組み合わせですね。

 

まずは、

■どれぐらいのサイズにしましょうか?

お祭りの規模にもよりますが、一気に20〜25人分を焼きあげようとすると、横幅1,200mmは欲しいですね。12〜15人分ならば900mm程度でいけます。600mm幅もあります。でもそのサイズだとフランクフルトを焼く程度ならいいのですが、焼きそばを焼くにはちょっと小さいと思います。

また、鋼板の厚みは規格で決まっており、3.2mm、4.5mm、6mm、9mm、12mm(この上もあります)というようにあります。薄いほど、運搬の取り扱いが楽なのですが、長期間使っていますと、ソリがでてきて(変形してしまい)ガタガタして使えなくなります。

私たちが使っているのは12mm厚。これなら安心です。でも、めちゃめちゃ重たいんです。1200×550×12の鉄板の重さは60kgを超えます。デリバリーされて来た時、知人の家では本人しかおらず、決死の思いでドライバーさんと2人でトラックから降ろしたそうな(笑)

ご予算にもよりますが9mm以上の厚みは欲しいですね。

■「鉄板を用意した」では焼きそばは焼けません・・・

焼きそばを焼く鉄板の使い方では、写真のように大きく2つの手法があるかと思います。

五徳を用いた焼きそば鉄板

五徳を用いた焼きそば鉄板

 

バーナー台にセットされた焼きそば鉄板

バーナー台の上にセットされた焼きそば鉄板

 

上の2種類の写真をご覧ください。判り易く説明するなら、鉄板の下に敷かれるバーナーが、その鉄板用に専用に作られているか、ないしは、五徳で行うかの違いです。

 

まず、五徳ですが、レンタルの場合、おおよその相場では3,000円/日ぐらいの価格ではないでしょうか。

幅が900mm近くあると、五徳は2つは必要です。でも、五徳の上に直接鉄板を置く場合、鉄板に厚みのない軽いものだと安定性に疑問を感じます。

写真の使い方では、フランクフルト焼き用として準備しました。鉄板自体も反ってしまい、座りの悪そうなのは見てわかります。でも、重い食材を扱うわけではないので大丈夫です。

(五徳を使い)焼きそばを焼くとなったら、鉄板を支えるスタンドを用意してかさ上げし、その隙間に五徳が入るような配慮が必要と思います。

 

重い食材が鉄板の上で踊っても鉄板が動かないような細工が必要です。

つまり、上の写真のような使い方は推奨できません。

ここで絶対やってはいけないことは、大きな鉄板の下に家庭用カセットコンロを差し込む事。火力を求めて複数入れると危険度マックス。ボンベが加熱されて爆発します。絶対にやってはいけません。

 

私たちは、焼きそばを焼くなら、焼き手も安心して鉄板の前に立てるよう、写真でいえば下の(バーナー台が鉄板と共にセットされている)タイプを推奨します。

さて、ここまでで、鉄板のサイズ、形態も見えてきましたのでいよいよ・・・

■ここで本題、 購入vsレンタル のメリット、デメリットの整理をします。

鉄板をレンタルする場合

メリット・デメリット

 下の写真がリアルなレンタル伝票です。

1,200×550サイズの鉄板を1日のお祭りの為に(2日間)レンタルしました。

レンタル元のお名前は消してありますが、相場感と引き取り/返却は自分たちで行ったことがお分かりいただけるものと思います。

焼きそば鉄板レンタル伝票

そして、レンタル費用は1度のお祭りで14,000円以上です。

私たちは年3回実施しているので42,000円の利益が吹っ飛ぶ計算になります。

 

では、逆に購入する場合のメリット・デメリットは

焼きそば鉄板購入のメリット

 デメリットに書いた「徹底した清掃」を怠ると、次回のお祭りでは、鉄板洗いに時間を相当取られます。(笑)

 

メリットに書いた 償却費<レンタル費 となり、経費が浮くといった件ですが、

Webで調べたところ、私たちの購入した鉄板は2019/05現在 122,330円で販売されています。5年定額償却としたら、年間24,466円となります。(5年で買い替えるほど痛みませんが)

先に書きましたが、私たちは年2回以上、お祭りに参加していますので、単年度における損得に 償却費vsレンタル費 の考え方をすれば、買っちゃったほうがお得ということになります。

 だから私たちは購入しました。

初年度のキャッシュフローは真っ赤っかで、持ち出しになったことは言うまでもありません。(きつかったー)

購入手配

webでの購入はこちらからどうぞ

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一方、単年ごとに担当者が変わるお祭り、「学園祭・文化祭」では初期投資の初年度での丸々回収は困難ですし、年に一度しか使わないとなると、初期投資の回収が長期にわたります。積み立ててきた部費から購入費を捻出するのであれば、数年後には利益を生む設備になっているのですが、生徒・学生が徹底的に鉄板の清掃をしてくれるのかというのも疑問です。

だから、「学園祭・文化祭」での生徒出店では購入せず、レンタルで行うことをお奨めします。ただし、機材の引き取り・返却の車の手配を顧問の先生ないしは学生が行わなければならないという問題はついて回ります。

レンタル手配

※レンタルはダスキンレントールさんでもやっています。場所的な制約もあるようですので、紹介は控えさせていただきました。

 

■その他手配関連

屋台の運営には、他様々なものが必要になります。

例えばフードパック。私たちは、「弁当容器 フードパック H-1-C 大平」を使っています。くれぐれも「焼きそば作ったけど容器の手配を忘れた」なんてないように。確かに100円ショップでも売っていますが値段が全然違います。

小物を含めた手配関係はこちらからどうぞ。

 

 

電気関連でお困りなら、こちらもご検討ください。 

 

いかがでしたでしょうか、購入orレンタル?の参考になりましたら幸いです。

 

次回は、おしい焼きそばの焼き方 をテーマに書きます。

 

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